秋雨さん主催のドラフトトリプルに参加してきました。
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今までの8体選ぶドラフトトリプルの勝ち上がった人の傾向としては、グッドスタッフで組んで、相手によって戦い方を変えられるパーティが強かったが、今回は6体中6体のメタなし対決なのでエルテラのような高火力ギミック決める方が強いのでは?
ただ、本家エルテラも後ろにガルドランドリザの攻守補完要員がいてこその強さもあるので、当初の目的としてはグッドスタッフに高火力ギミックを1体入れる方向で考えていた模様。
1体で完結できる高火力要員、つまり
太鼓マリルリのアクジェ締めですね。
(あと理想としてはパデックさんの全員先制技持ちみたいな構築も強いらしいのでそっち方向にもできたらなあって)
ドラフト当日
1巡目カポエラー○
昔のドラフトトリプル優勝者さんがカポエラーとクレセリアは汎用性が高いと言っていたのと、
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威嚇・猫・ワイガの枠をあとあと考えなくてすむのでカポエラーにした。
(当日5分ほど遅刻してすぐに第一選択出してと言われてしまったので考え直さずにとりあえず選ぶ予定だったカポエラーにしたっていうのもある)
実際はメガカメなどの範囲アタッカー枠はともかく、トノ・リザ・アローあたりの唯一性のあるポケモンが割と残ったので、ハリテやらで代用の効くこいつを1巡目から取りに行く必要があったかは不明。
アロー残っているなら先制技パーティ作れるじゃんと取りに行ったが、流石にあかさびさんと競合して負け。
外野からカメックスまだ残っていると言われたので、じゃあカメスタンにするかと脳死気味なチョイスをするも今度はエミールさんと競合。ただこっちに関しては素の潮吹きカメの火力が割と耐えられることを知っていたのでそこまで欲しくはなかったり。
そんな無渇望が響いたのかカメックスも漏れたので、ならもう開き直って太鼓特化するかとクチートを選出。
ここでメタグロスを選んでいればまだサイクル方向にも組めたと思うが……
3巡目マリルリ
ここから被りなし順番のゾーン。
自分は9番目となんともな位置。
とりあえずここから欲しいのはトリル・粉指・太鼓・癒しの波動の4つ。
浮いている指要員のトゲキッスと強豪トリラーのゴチルを取られて強いやつが減ったことと、太鼓特化する都合上マリルリを先にチョイス。
その次の順番のDOVEさんに指波動フレガ持ちのピッピを取られる。
4巡目ウルガモス
逆順で一つ前となったDOVEさんがヒートロトムを選んだことで、クチマリの補完となる炎タイプが少ないことに気づく。
ガモスはまだ残りそうだとは思ったが、もし取られた場合に粉要員としてではなく、炎枠としての替えが効かないと踏んだので早めにゲット。
5巡目ヨノワール
ブルンゲル・ゴチルゼル・サマヨール・ユニラン・ドーミラー・カラマネロと、トリル要員の消費が激しいので、ここでトリラーとしてヨノワールを採用。
大体の暗示構築には猫を吸える指要員としてドーブルがいるので、トリル役がフレフワンやヤドランでもいいのだが、当然の如く1巡目で取られているので猫耐性のあるゴーストタイプから選ばざるをえなかった。
一応こいつも暗示から殴れるのでサマヨールより適性はありそう。
6巡目レパルダス
残りは太鼓の起点作成に悪戯アンコ持ちをチョイス。
あれ、癒しの波動は?
完成。見事に太鼓暗示しにきましたってメンツ。
《パーティ紹介》
157-115-137-41-154-90@ボタン
有名な-1たまアロー耐え&ガルドのシャドボ確3調整のやつからsを切った振り方。つまり使い回し個体
インファ・フェイント・ワイガ・猫
普通のカポエラー。
特に持たせたい物がなかったので一応起点の機会を増やせるボタンにしている。終わり。
157-150-105-75-76-50@メガ
最遅+1HAぶっぱ
不意打ち・雪崩・守る・暗示
偶然ミラクル交換会で流れてきた個体が5Vの最遅+1個体だったやつ。
ちなみに暗示を決め切められた試合は2/5と微妙。
太鼓を決められなくても、こいつが暴れて勝てた試合はフリー時含めても0。
206-110-100-70-102-49@オボン
最遅ほぼHA
アクジェ・はたき・守る・太鼓
このパーティの全てがかかっているポケモン。
フリー・本戦含めて、初手から出す場面と後ろから出す場面。やや不利な相手に対して引いて回す場面と突っ張っていく場面。そもそもそこをカバーしにいくためにその前から勝負のプレイングをするなどなど、変えの効かない軸である以上そこら辺の読みを通す必要があるポケモンだなあって使っていて思った。
太鼓暗示構築ではカビゴンの方がメジャーらしいが、トリルだらけのこの大会で適正があったかについては不明。
サブウェポンは、じゃれつくは外すのではたきにした方がいいって先駆者の誰かが言ってた。
191-70-128-155-126-120@ヨロギ
ずぶといほぼHBぶっぱ
怒りの粉・放射・神秘・光の壁
タゲ要員。
粉と放射さえあればいいと思っていたので空いた枠に異常耐性と耐久を底上げできる神秘壁を採用。
実際手は空きがちだったし、相手の横取り対策にもなるこの技構成はもっと流行ってよさそう。
ヨロギは一度も発動していないが、サイクルしにくいこのパーティでの安全性の保証には貢献してくれていたと思う。
ヨノワール
152-120-156-76-205-54@メンハ
慎重HDぶっぱ
かげうち・トリル・暗示・封印
みんなからサマヨール取られたからと言われたやつ。
実際はたまガルド・メガネサザンが乱数になるのと引き換えにメンハを持てるメリットが非常に大きく、トリパの多いこの大会での安定感は非常に高かった。
ポケモンは進化した方が強い。
封印対決となる最遅シャンデラ抜きまでsを振るかは悩んだが、本戦では当たっていなかったし、赤ゲージ耐えすることもそこそこあったのでよし。
ちなみに+6かげうちはシールドガルドに8割程度のダメージが入る。
あとおみとおしって強いですね。
170-96-102-108-70-140@タスキ
陽気ドーブル抜き・残りHB
猫・アンコ・挑発・雨乞い
ガルーラを抜けるようで微妙に群雄割拠な猫・ファスガのSラインにいるポケモン。
麹屋さんのガルーラ抜いてもテラキにファスガされることや、威嚇込みですてみを耐えるためにHB寄りに。
当初はイカサマだったが一度も打つ機会がなかったのでマリルリ・クチートにメリットとなる雨乞いを採用。使う機会はまあまああったが、アンコ警戒して素直に殴る相手意識でバクアの方が刺さったかも。
アンコ挑発の両採用には若干の抵抗はあったが、そもそもの選択肢が少ないことや、催眠やワイガなどへのメタには絶対必要な要素だった
紙耐久とはいえ、露骨さを隠すためにもこっちにボタン持たせても良かったかもしれない。
《本戦》
1戦目麹屋さん戦
いきなりエルテラである。
テラキオンのファスガをアンコしたことで叩きは封じることに成功。クチートが大事なところで痺れて失うも、太鼓は安全に決めることに成功。
壁込みとはいえメガじゃないヘルガーの晴れ熱風や悪波を意外なほど耐えたことや、押しミスでアクジェしたところにテラキオンが出てきたりしたのでマリルリを暴れさせて勝ち。
2戦目あちゅさん戦
トリルミラー意識でサポートから出したらニンフィアバクーダ初手のガン攻め意識でこられる。初手でカポを失い、マリルリで勇み気味に中央太鼓するも、壁込みでニンフィアバクーダを耐えられずに負け。
3戦目あかさびさん戦
ガモスがアローのブレバをギリギリ耐えたりした。
割とカラマネロにビビりつつ(ひっくり返す持ってた怖い)トリル太鼓暗示を無事に決めて勝ち。
結果
2-1が6人とはいえなんかポイント的に2位でした。
《エキシビション》
メカトルさん戦
初手ユニラン読みを外し、シャンデラにやはり封印をされる。マリルリを引っ込めさせなかった結果無駄に消費させて負け。
うどんさん戦
今度は反省を活かしてマリルリバナ対面から太鼓せずに回そうとするも、レパル・ガモスを早い段階で失いトリル終了。
2回目のトリル後相手の深読みから3人全員A+6を通すことには成功するも、数の利で削られて負け。まだまだ不利だったので暗示決めた段階で気持ち緩めずに細いルートを選ぶべきだったか。
《感想》
パーティ的には決まらなければ負け。決めても7:3ぐらい。とピーキーなパーティだった。
実質決勝やってたあちゅさん・メカトルさん相手はプレイング差もあるが、相手していてかなりやりづらいトリパだったし、うどんさんも3太鼓から巻き返しができるスタンだったので、もっと強い組み方のコツがあったんでしょう。
こっちはこっちでクチートをチョイスした段階で欲しい要素がほぼ確定したので、そこまであれこれ悩みはしなかったのがメリット。
あ、あと
ドラフト楽しかった。(小並感)
ドラフト前にあれこれシミュレートしたり、ドラフト本番で適正の高い構成を発掘ふるのが個人的に非常に楽しいので、ドラフトパートだけで開いても景品のないビンゴくらいには面白いのでは???